約20年のキャリアを歩み、現在は10店舗を統括しています。組織がどれだけ変わっても一貫して守り続けてきたのは、「人を大切にする空気」でした。個性を尊重するマネジメントを実践し、対話を重んじて現場の相談にも真摯に応える。その温かな姿勢が、今も最前線で働くスタッフたちの確かな支えとなっています。
中途入社。
店長に昇格。
マネージャーに昇格。
もう20年ほど前になります。自分でもそんなに経ったんだなと驚きますね。もともと中途入社で、前職も携帯電話業界でした。ドコモで販売をしていて、当時はまだガラケーの時代。FOMAが出始めた頃で、いわゆる「mova」世代です。
当時は派遣のような形で働いていたんですが、田中電子が社員を募集していて。「じゃあ社員になってみるか」という、ほんとうに軽いきっかけでした。携帯が好きだったので自然と続けてきた感じです。
よく「会社っぽくなったね」と思っています。組織としての仕組みが整って、しっかりした体制になりました。
でも、その一方で良い意味で変わっていない部分もあります。例えば人の距離感とか、店舗の雰囲気。そこは昔とあまり変わらず、温かいままです。
全然違いますね。店長のカラーが出るんです。理想は全店舗が同じ方向を向くことかもしれませんが、今の田中電子は店長の個性が出ることで、それぞれに良さがあると思っています。
「人を大切にすること」ですね。どの立場であっても、そこは絶対に欠かせません。
新人がちょっと失敗した時も、すぐに「もうダメだな」と決めつけないでほしい。人それぞれにペースがあるし、見守ることも仕事の一部だと思っています。
経験が長いからこそ、一言では決めづらいですね。でも強いて言えば「メリハリ」かな。仕事中は集中して、お客様対応では真剣に。けれど休憩中やオフの時間はみんなで笑い合える。そういう空気感がある会社です。
あります。あるお客様が「あなたがいるならそこに行く」と言って、遠くの店舗までわざわざ来てくれたんです。異動で離れた後も覚えていてくださって、本当に嬉しかったですね。お客様との信頼関係が続くのは、この仕事の一番のやりがいです。
お客様同士だけでなく、社員同士でも助け合いがあります。
私が異動になった後でも「以前担当してくれた佐藤さんがマネージャーになったんですよ」とお客様に伝えてくれるスタッフがいたり。そういう自然な連携があるのが田中電子らしさですね。
今は10店舗を見ていますが、ブロック全体としてもっと一体感を強めていきたいです。店長ごとの個性を尊重しつつ、全体として「同じ方向に進んでいる」状態を作ることが目標です。
あまり怒らない人、ですね。もともとあまり怒るタイプではないんですが、やっぱり相手の個性を理解して育てることが大事だと思います。
イラッとすることがあっても表には出さない。信頼関係があってこそチームは動くと思っています。
休日は週2日ほど取れているので、子どもにご飯を作ったりしています。最近はササミのステーキが好評でした。ただ、休みの日でも電話は普通にかかってくるので「完全に仕事から離れる」という日は正直あまりないですね。それでも、家のことをしながら自分のペースで過ごせる時間はありますし、仕事とプライベートの切り替えはなるべく大事にしています。